2016年 滋賀県彦根市 文化財
大正、昭和初期の戦前に建設された地元企業創業者の和風住宅 建設後90年経過しており、各部に損傷があり、登録有形文化財(建造物)であることから、文化庁の補助、文化庁と滋賀県の指導を受けて建設当時の形に保存修理した。 主屋、台所棟、座敷棟、茶室棟、洋室棟、北土蔵、南土蔵の7つの登録有形文化財建物があり、周囲は塀で囲われ、南面して池泉庭園があり当時の面影がよくとどめられている。 今後建物を有効に活用するため、順次保存のための修理をした。 南庭は池があり、当時子供であった現在のご当主はよく船あそびしたとの事で、当時の日本の企業経営者の生活が偲ばれます。