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2021.04.18

今日の一冊:「古民家復権 冬も快適にくらす」


目次

BOOK紹介

古民家を子孫に残したい。伝えたい。

あったかい いい家で暮したい。

 

高断熱・高気密

高性能の家に変身する。

民家を助けるにはこの方法しかない。

 

そんな思いで書かれた本です。

古い建物を快適に暮らす知恵が詰まった本です。

どこにも売っていなかったので

私は著者の安井妙子さんに電話して直接買いました。

「安井妙子」「建築家」のキーワードで検索すると出てきました。

 

新築でも、古民家改修でも年間を通して住まうには

現在では高断熱・高気密が理想です。

昔は技術がなかったので、できなかったのですから。

 

江戸時代の建物でコンクリート造の建物がないのは、当時コンクリート技術が日本になかった。

2000年前のローマには、ローマンコンクリートがあった。

親の時代には近所の電話のある家に行って、電話をかけさせてもらった。

今は各人が携帯電話を持っている。

「当時は技術がなかった」ただそれだけです。

 

季節のいいときだけ使う場合は高断熱・高気密でなくてもいいです。

楽しみで乗るオープンカーのようなものですから

 

この本は2001年に書かれた本ですが、古民家+高断熱+高気密を実践されている貴重な本と思います。

古民家改修に興味のある方は是非一度読んでみてください。

 

古民家復権

冬を快適に暮らす

著者 宮澤 智士

著者 安井 妙子

第1章 我が家に住みつづけたいのこしたい

美しい古民家に暖かく住む

北国の古民家再生

もてあましていた古民家が宝物になる

第二章 我が家が寒くなくなった

鎌田家 国登録有形文化財 民家再生の原点

わが家の再生 施主鎌田昭一

佐々木家 あったかくしたい はじめての試み

富永家 宝物はどこに 壊さなくてよかったね

海の見える家 和風の別荘

遊佐家 国登録有形文化財 おばあさんが守った60

木村家 30年放置の家を断熱気密にして次世代へ

上野家 昭和の家から江戸の家に住み替える

宮沢邸 越後の豪雪地に建つ「ぶなの木学舎」

白川郷合掌造り迎賓館 茅葺き民家「好々庵」

おりざの森 明治の民家を移築し農家民宿に変身

よみがえれ古民家

断熱気密詳細図集

3章 民家研究者が築200年の家に暮らす

起 古民家復権「ぶなの木学舎」

1 広田家住宅との出会い

カラー写真

天 家屋の特徴

2 甦った古民家

3 典型的な中門造民家

4 内部を復元

5 享和3年建築の家

6 行眠前は田の字型間取り

7 昭和38年調査時以降の変化

8 屋根裏は宝庫

9 享和3年の請負と村人

10 豪雪中の解体

11 解体調査

12 立体的で合理的な構造体

13 隅木の有無の意味

地一 解体・組立・施工

14 「いろは」と「一二三組合せ番付

15 丈夫な越後のスギ材

16 改造で切断された構造材

17 吹き抜けと中2階の存在

18 高窓は下の開口部とセット

19 前中門のアーチ型構造

20 屋根は茅で葺けず

22 内部空間は塗装が勝負

22 神棚と仏壇

23 貫はいまや構造材ではない

24 ブナ材の観察

25 いろりと炭

26 雪に対する備え

27 家の外回りの整備

28 魅力と破壊

地二  寒くない家の仕掛け 設備とその施工

29 寒くない家

30 高断熱高気密の使用と暖房設備

30一温度、湿度を持続して図る

31 温度・湿度を持続して測る

32 照明器具

33 光と闇の空間演出

34 水回りを前中門に集中する

35 水道料金

36 熊井恭子作の縄のれん

37 カーテンの事

38 机を作る

人 住む

39 昔の請負

40 外部空間

40 出来上がった内部空間

42 どう使うか

43 どう維持していくか

44 暮らしてみて

45 冬場の住み心地 そして春へ

46 記録の温度と感じる温度

47 シンポジウムの会場に使う

48 省エネ性を受賞する

49 茶室を作る

50 衣食住のうちの食

51 古い家具がやってきた

52 ぶなの木学舎の歳時記 2001

結 民家は神様からの贈り物

53 職人の芸術

54 大工樋口武の「ぶなの木学舎通信」

終章 民家を子どもたちにつたえたい

古民家復権

冬も快適に暮らせる家データ集

あとがき

執筆

1章・第2章 安井妙子

3章・終章 宮澤智士